【欧州:パリ】Day 20 &21

明日からロンドンのミキさん(仮名)が遊びに来る!
まずはミキさんからの命、
「行きたかったレストランが滞在中に休業なので、それまでに行ってランチ、もしくはクッキー買って来て!」を実行。


パリ11区の超有名店mokonuts。小さなカフェのお店のようだけど、ランチのみ営業で、予約しないと1人でも入れないと。
シェフの奥様の日本人のモコさん、1人でホールを仕切ってました。
ランチは諦めて、クッキーをゲット。
お料理はご主人がレバネーゼを。焼き菓子はモコさん自らだって。

仕方ないので、近くでランチを。。
レバネーゼかなーと思ったけど、ミキさんが来たら中東三昧かなーと思い、ふと目に入ったインド料理屋に。

もちろんチキンティカマサラを。
バスマティライスがふっくら炊けてて、美味い❣️各国1回はカレーを、、と思って食べたけど、絶品。どの国よりも美味しい‼️さすが美食の街、パリーー!
バスマティライスだけでも多くて食べきれないのに、焼きたてのナンが登場。ナン・フロマージュは、カマンベールチーズ入り。そのままでも十分美味しいのに、カレーに付けると止まらない。
こんな美味しいインドカレーがあるなんて!

さすがの私も食べきれなくて、ライス半分とナン1/4を残す。。悔やまれる。。

ホール担当のインド人マネージャー(?)が、1人で寂しく食べてる私の相手をしてくれる。

「どこから来たの?」
「旅行?」
「フランス語話せる?」

フランス語は元より、インドアクセントの英語も苦手なので、聞き取りが難しい。必ず2回聞き直す私。。

「これまで北欧やドイツでもカレー食べたけど、ここのは絶品だわー」と褒めてあげる。

「日本では仕事してるの?」
「こっちでは何時に寝るの?」
「11時?12時?」
ネタが尽きたか、不思議な質問をしてくる。

「11時くらいかなぁ」と答えると、、

「仕事終わったらコーヒー飲みに行かない?」

え?!

ナンパ⁉️


インド人のオッさんにナンパされるの巻。
そうか、その手があったかーー。
ナマステ度の高い私。絶対に日本人には見られないけど、ストレートにそっち方向ならモテモテだったか、我が人生。


鼻で笑ってお断りいたしました。
ありがとう✨

帰宅後、大家カトリーヌに笑い話で話すと
「パリじゃ普通よー。女性を見たら誘うのがマナー!」と。

イタリアじゃあるまいし!!

これまで3週間、ナンパされたのは初だが。。マナー違反だぞ、フランス人達!

さて、カレー後は、いつものルロワでなく、高級DIYのBHVへ。
東急ハンズ的な。めっちゃオサレ。
カトリーヌが何を言いだしても対応出来るように市場調査を。。

欲しい物だらけだわーー。ヤバいわーー。
このBHV、上階は普通にブランド物も入る総合百貨店。地下だけDIYなのです。
最上階のトイレの壁に「パノラミックビューをお楽しみください!」って書いてあった。
パリっぽいねー。

探していたクッションカバーのサイズが無くて、何も買わずに出る。。

地下鉄4番線のロシュシュアールで降りると、アフリカ移民の皆様が熱烈歓迎。タバコとテレカを売っていらっしゃる。
こんな様子はパリでも、この辺りから、北駅くらいまで。

先日のユダヤ人街の生地屋に行き、生地を購入。帰国後はまずミシン踏もう。

生地屋街の側の教会。

Crypte du martyrium de Saint Denis

3世紀のパリ最初のカトリック司教・聖ドニ(サンドニ)が、ケルト民族パリジー僧侶に火焙りにされ、首をはねられ殉教した場所。
金曜のみ公開とのことで、翌日、出直す。

翌日は夜のミキさんの到着に合わせて、遅め行動で。
サン・ドニ詣でに向かうと、ちょうど学校が終わった時間。

おそらく学年末最後の日だったのであろう。終業式とか卒業式も無い国だから、解放された小中学生がウジャウジャ&キャーキャー。

最後の日名物、小麦粉爆弾と、生卵爆弾が飛び交う。
混乱に巻き込まれては困るので、遠巻きに見てると、もう、そこらの店やら道路やら、生卵&小麦粉だらけ。
逃げ惑う子供達。
そのうち、先生が現れ、首謀者達はこっぴどく怒られてました。
まぁ、夏至の風物詩ということで。

気をとりなおして、教会へ。
地下なの!!(地上は大騒ぎ)
質素!!
サン・ドニ殉教後、16世紀にはイグナチウス・デ・ロヨラやフランシスコ・ザビエルがイエズス会を設立した由緒正しい教会。
そんな立派な教会が当時のままに残されてるなんて素敵過ぎる。
モンマルトル(マルトル山)も、古仏語で「殉教者の山」という意味なんですと。
在パリ50年のタエコさん(仮名)のご主人テツさん(仮名)におススメされて見に来たけど、これは本当に貴重な教会。
あの絢爛豪華なパリのカトリック教会のルーツがここに。

サン・ドニは、処刑で首をはねられてから、自分の首を持って、山を登り、湧き水で首を洗って、説教しながら数キロ歩いたんですと。(平将門なみの話)

その首を洗った場所が、今は公園に。
この首持った像、パリ中で見かけるの。
横から見ると分かりやすい。。生首が説教するって、かなーりホラー。。

来週は、サン・ドニが、首持って歩いて息絶えた場所、サン・ドニ教会を訪ねてみよう。。

モンマルトルでお茶。

La Maison Rose

サクレクールと逆方向。サン・ドニ首公園のすぐ側のカフェ。
キャロットケーキを。レモンクリーム美味いーー。
良い店だーー。

近くには、、
ぶどう畑が!!
さすが、山!パリ市内とは思えない!
坂が多くて暮らしにくそうだけど、めちゃくちゃ素敵なエリア!

Au Lapin Agile

18世紀に宿坊として建てられ、19世紀にキャバレーとしてオープン。
ゴッホ、ルノワール、20世紀にはピカソ、ロートレックなど、画家、作家、詩人達の溜まり場だったオ・ラパン・アジル。
死ぬまでに訪れたい100の〜にも選出されたそう。
現役営業中。
開いてる時間に来たいけど、こんな山奥、どうやって来れば?ってトコ。(サクレクールから徒歩10分くらいだけど)

いいとこいっぱいあるわー。パリ❣️
サクレクールを裏から激写。表の喧騒を離れ、裏に回ると静かな住宅街に良いスポットが沢山。

さぁ、ミキさんを迎えに北駅に行こう!!

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そうだ、ニューヨークへ行こう

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