遠足リスト、最後はシェフィールド‼️
産業革命時、マンチェスターは綿紡績で栄えた街。んじゃ製鉄はどこよ?と思ったら、やっぱりシェフィールドなのね。
映画『フルモンティ』も確か、製鉄所で働く人達だったっけ。
ゾーリンゲン、関市、シェフィールドと三大刃物の街?
製鉄博物館なるものを発見したけど、それ以外にめぼしい見所が無い。むむ。どうしよう?わざわざ行くかなー。
しかも雨予報。ザザ降り予報。はぁ。
とは言え、家に居ると気を使うし(大家、ほとんど毎日20時間は家に居る。。)出掛けるかー。傘持ってーー。
お仕事ですか?というくらい、2日に1回ピカデリー駅から電車に乗る。慣れたもんだ。
遠足のお供は、カフェオレとアーモンドクロワッサン。美味しいのー。これが食べたくて、電車"通勤"してんじゃないかと思うくらい。
リバプールもブラックプールも欠かさずコレ。次の街にもあるといいなー。
53分の列車の旅。
途中、ピークディストリクト国立公園の山を抜ける。残念ながら、またも通路側につき、カブりつけず。
トンネルが2回もあったけど、良い景色!
ヒツジも沢山!残念〜。
シェフィールド駅に到着。
観光案内所は無く、パンフレットの棚のみ。
しかもこの町のパンフレットも地図もなく、近郊の町の物。
雨もザーザー。とっとと博物館へ行って帰ろう。。
博物館に向かうバスを調べる時に気付いてしまった。
「金土休館」
えええええええええ
どこの世の中に、土曜に休む博物館があるわけ⁉️
ちょーーーーーショック‼️
悩んでる時に気付いていれば。。
電車代、何故かどこよりも高かったのに。。
いや、外観だけでも良い。付近の建物の様子でも良い。製鉄所があった証が見られればーー!行く‼️
バスに乗って、雨の中歩く。せめて雨がやめば。。
これといって見所のない普通の通りを抜けて、、
おおおーーー。ケルハム島博物館に到着。
スゲーデカい(2m超)金属の樽。樽?
やっぱり鉄はいいねぇ。
入り口前に既に展示物が。
何にも見れないと思ってただけに、嬉しい😆
さらに、、
おおおおおーーー。
これ、歩くよね、絶対。動き出しそうだ。
鉄を溶かして流すヤツだねー!巨大な窯!窯?右下にバケツふぁ3ツ並んでるでしょ?これ、普通のバケツサイズ。いかにデカイかお分かりいただけるかと。
ケルハム島は、川の中洲にあるの。動力は水力なのね。
門が開いているので、入ってみましょう。この三角の旗、めっちゃ1930年代って感じ❣️アガる‼️
見れたのはココまで。でもコレだけでも見れて良かったー。
エントランス前にはカフェやレストランが。閉まってるけどねぇ。博物館が閉まってりゃ、客も来ないもんね。
あ、私以外にも途方に暮れてる観光客が2組5人いました。
リベンジを誓う。。無いと思うけど。
せっかくなので、すぐ上流の橋を見に行ってみよう。きっとアイアンの可愛い橋に違いない!
全然アイアンじゃないし。可愛いけどさ。
冒頭の写真もそうだけど、元の鉄工所の建物がいっぱい!看板だけ健在で、中は住居だったり。コレは可愛い😍
橋から川を見ると、人工の滝?急な坂?なんて言うの?水流を強める為に川底を削って石を積んでるんだよね。一体、どうやって作ったんだろう?
雨の中、トボトボ歩く。
ああ、ここも元スチール工場。
ん?今はパブ。ちょっと休憩。
Church。教会という名の不思議な空間。
神棚付き。
ビリヤード台やゲーム機も。
居心地良し。ランチしちゃおう。
キヌアのサラダ。塩分足りずに、色々かけてみる。
美味しゅうございました。
さぁ、どーしよう。とりあえず次点の博物館へ行くか。
シェフィールド大学の博物館へ。徒歩30分。
なんか丘の上だったようで、坂道を登らされる。ぜぃぜぃ。
「シェフィールドの暮らし」の展示。炭鉱が廃坑になってストライキした歴史とか、映画に出てくるヤツや!
肉屋とか。子どもがお店屋さんごっこできる場所。
それまでBack-to-Backという、玄関側しか窓が無い、水回り共有の背中合わせの家に住んでいた低所得者層を、カウンシルアパート建てて、各戸にキッチンを付けて快適な暮らしにしたよ、、という展示。
ん?カウンシルアパート、大好物のヤツや!
現役らしいぞ。それ、行こう!
幸いにも駅のすぐ裏。帰路途中に最適❣️
バスに乗って、歩くこと10分。
着いたーー!なんか変なカラーリングになってるw
そう、1961年に建てられたPark Hill、建物はGrade Ⅱ*で保存だけど、民間ディベロッパーに所有が移され、リノベーション。エレベーターも付けて、売り出されてた。
この棟は既に販売済み。他の棟は絶賛工事中。
時代の流れか。
博物館で流れてたビデオで、住人のオジちゃんが、Park Hill愛を語ってたけど、オジちゃん元気に暮らしてるだろうか。。
シェフィールド遠足、これにて終了。
次の街でも遠足に行こう。
そうだ、ニューヨークへ行こう
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